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義父、逝く その3

2012.11.21 (Wed)


義父の通夜式は、税理士さん方や顧問先の方たちからの沢山のお花で飾られ、
滞りなく終えることができました。
通夜式のあと、親族での食事を終えて、わたしたち夫婦はいったん自宅へ。
徳島の三人とわたしたち夫婦の五人で会館に泊まることになっていたので
一度自宅へ戻って猫に食事と薬を与えたあと、入浴だけすませて、
大急ぎで会館へとって返しました。
入れ替わりに義弟一家を帰し、就寝しましたが、この夜はさすがに一睡もできず。
それでも、前の晩に比較的ゆっくり眠ったので、体調に問題はなく、
翌朝、徳島の三人とともに会館での朝食をしっかりすませました。
9:30頃、義弟一家も戻ってきて、その後、また続々と親族が集まりました。
この日は、私の父も、母をデイサービスに預けて弔問に来てくれました。

告別式が終わり、お棺にたっぷり花を手向け、遺品も一緒におさめました。
そして、義父の好きだった食べ物もどっさりお棺へ。
前日近くのスーパーへ買いに走った半田そうめん、
義弟の奥さんが自分の弟に頼んで買ってきてもらってくれた、もぐらやのお饅頭、
親戚が買ってきてくれた住吉の喜久寿のどら焼き、
義弟くんが近くへ買いに行ってくれたタバコ、
その他、義父が喜びそうな甘いものが沢山。
義父らしすぎて、みんな笑いながらの作業となりました。
父はここで失礼させてもらい、残った親族たちはマイクロバスで斎場へ。
5月に義母を送った同じ道を、義母のときにはサツキの花が、
今回は真っ赤な紅葉が彩る中、義父を送っていきました。
義母のときもそうでしたが、亡くなったお顔がとてもよかったので、
灰にしてしまうのがなんだか惜しいようで、
複雑な気持ちになったものです。

いったん会館へ戻って精進落としとなり、また思い出話などに花を咲かせて、
2時すぎに骨上げに。
義父のお骨は、驚くほど綺麗で、しっかりしていました。
ノド仏も美しく形をとどめ、見事でした。
お骨となった義父と再び会館へ戻って、初七日の法要を執り行いました。
本当に、いろんなかたたちのご協力の中で、
どうにか無事に葬儀を終えることができました。

その後、義父宅へお骨を連れて帰り、
葬儀会場から持ち帰った雑多な荷物を、義弟の奥さんとともに仕分けました。
義弟くんが仕事があるので一足先に引き上げたあと、
六時頃、後飾りのしつらえをしてもらって、私たち夫婦もようやく帰ることに。
義父宅を出るとき、なんだか初めて胸が痛くなりました。
義母が亡くなったときは、やけに泣けて、
病室の片隅で、一人でグシュグシュやってましたが、
今回、義父が亡くなった顔を見ても、なんだかピンとこなくって、
時たま、ジワッとなることはあったけれど、
あんまり実感がありませんでした。
でも、お骨を置いて義父宅を出るとき、妙に後ろ髪をひかれる思いがしました。
もう「まあ、そう慌てて帰らんでも、ちよっと座ってコーヒーでも飲んでいったらええ」
なんて言って引き止める人はいません。
なのに、玄関を出るとき、振り返ればすぐそこのリビングの
いつものソファのいつもの場所に、テレビに向かって義父が
タバコを吸いながら座っているような気がして、
もうそんなはずはないとわかっているのに、
もう一度リビングのほうを振り返らずにはいられない気持ちになりました。

帰宅して、ベランダへ出ました。
金曜日の朝に洗濯した義父のパジャマが、そこにかかったままになっていたからです。
もっと早く、とりこもうと思っていたのですが、
もう着る人のないそれがぶら下がっている様を見るのがなんだかたまらなくて、
葬儀が終わるまで、ベランダには出ないようにしていました。
もう、いつものように畳んで、病院に持っていくこともありません。
ベランダにぶらさがっているパジャマを見ながら、
こんな切ない気分になるくらいなら、金曜日に洗濯なんてしなきゃよかった。
しかたないですけどね。

義父母のお骨を放っておけないので、当分はうちと義弟くんとで
交代交代に毎日、義父宅へ線香を上げに行きます。
四十九日が終わったら、小さなお仏壇ごと我が家へ連れ帰るつもりです。
わたしたち夫婦には子どもがいないから、
あと何十年お世話できるかわからないけど、
元気な間、いっぱい思い出してあげながら、御供養していけたらなと思います。
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23:54  |  つれづれ  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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