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いよいよ……

2013.11.16 (Sat)

ついに、この日が迫ってまいりました。
明後日から6泊8日のイタリア旅行です。

なにせ初めてのヨーロッパです。
夫婦とも、海外経験といえば新婚旅行で訪れたハワイ(オアフ&マウイ)のみ。
ハワイは日本語しか話せずともある程度なんとかなりますから、
本格的な海外旅行は今回が初めて、しかも日本語はおろか英語圏ですらない。
英語くらいは少しなら話せる、とか、ビジネスやプライベートで
若いころから何度か海外へ行ったことがある、とかならともかく
この齢で、ほとんど英語すら話せず、しかも初めてのヨーロッパ、
相当ドキドキするものです。
若ければ「えへ♪」ですませられる失敗も、
いいトシこいた夫婦には周囲の目も厳しかろうかなどと
変にドギマギしてしまいます。
わたし以上に気が小さく、しかも飛行機がニガテなダンナは
更にトホホな気分だったことでしょう。

でもね、そんな不安より何より、わたしは30年あまりも
イタリアへ行きたかったんです。
これまで、行く相手も、5日以上のまとまった休みもなく
しかも財布のひもが固すぎて実現しなかったけれど、
ずーっと行きたいと思ってきたところです。
だから、ちょっとくらい不安でも、やっぱり嬉しさのほうが大きくて、
でもでも、あんまり楽しみにしすぎると
何かアクシデントが起きて旅行を中止する羽目になったりしやしないかと
期待しすぎないように、なるだけひそやか~にこの日を待ちました。
6週間前くらいになるともうかなり舞い上がってしまって、
持っていくものを考えたり、本やネットでイタリアについて調べたり
あいさつ程度のイタリア語をチェックしてみたりと、
落ち着かないことこの上もなく。
知らん顔を装っていたダンナも、旅行前一か月を切ったころから
チラホラとイタリアの話題を口にのぼらせるようになりました。
こちらはまあ、楽しみよりも、不安と、わたしへのご機嫌取りが
主な理由だったのではないかと思うのですが(笑)。

色々調べれば調べるほどに、新たな不安や疑問もわいて出て、
せめて挨拶くらいは、と紐解いた旅先でのイタリア語会話集も
てんでページの進まぬまま、いよいよ旅行の日が近づいてまいりました。
テンパッてしまって、半月ほど前になると逆に
マリッジブルーのような憂鬱な状態になってしまいました(^^;;;;
でも、とにかく30年来の思いがかなうのですから、
少々ハードスケジュールになっても、たとえ現地で雨にたたられようとも
悔いのないように楽しみたいなと腹をくくりました。
できればこの先もイタリアに行く機会を持ちたいけれど、
万一、これが最初で最後になることも考えて、
自分の欲望に正直に過ごしたいなと思います。


さて、不安でいっぱいのおのぼり夫婦が選んだ今回の旅は、
天下の日本交通公社(死語?) LOOK JTBの
「二人のための愛しの3都 ベネチア・フィレンツェ・ローマ8日間」
こちらのツアーのおすすめポイントは、 

1.ベネチア、フィレンツェ、ローマの各都市で2連泊のゆったり滞在
2.ベネチアの中心、サンマルコ広場近くのホテルに宿泊
3.ローマでの記念DVD撮影やベネチアでのお2人だけのゴンドラ遊覧など思い出に残る旅。
4.お2人で過ごすフリータイムもたっぷりご用意。
5.少しずつ色々なイタリアンを楽しめるルックJTBオリジナル「彩」メニューやGレストランでのお食事をご用意

だそうで・・・・、見てお察しいただけるとおり、このコースは
「新婚さん」をターゲットにしたプランです。
当初、わたしたちは、「自分たちでどう行動していいかわからないので
なるべく自由時間のないプランを・・・(ヘタレ満開)」と
「初めてのイタリア8日間」という、添乗員付きっきりで
ローマ、フィレンツェ、ピサ、ベネチア、ミラノを周るコースを希望していたのですが、
こちらの予約がいっぱいで、でもでも初めての時くらいは
ローマとヴェネチアは外したくないし・・・というんで、
3都コースに落ち着いたのでした。
ミラノは外れたので、あの美しいゴシック様式のドゥオーモや
「最後の晩餐」を見ることはできませんが、
今回の目的、ヴァチカンとゴンドラに関してはクリアできます。
欲張らずに一都市で2日かけられるほうがありがたいかもしれません。
雨季なのでゴンドラのほうはやや不安ですが、
それはそれで旅の話のタネになるでしょう。

ホテルは、

1.2日め ベネチア   ポンベッキアーティ
3.4日め フィレンツェ グランド・ホテル・メディテラネオ
5.6日め ローマ    ロマニコ・パレス

ヴェネツィアとローマがAクラス、フィレンツェがBクラスとのこと。
フィレンツェのホテルがBにランク付けされてるのは、
ホテルがどうのというのではなくて(水回りが・・・という口コミもありますが)、
中心地からやや距離があるからじゃないのかなと予想。


というワケで、明後日は関空からルフトハンザにてフランクフルト経由でベネチアへ。
一瞬、ドイツの土も踏めるんですね~。
イタリアの次に(というより同じくらい)行きたいのがドイツなので、
ほんのわずかでもドイツの空気を吸えるのも楽しみです。
おのぼり中年夫婦は、取りこぼされないように金魚の糞みたいに
添乗員さんにくっついていくと思いますから、
おちおちドイツの空気を味わっている余裕はないかもですが(笑)。

ヴェネツィアには夜に着きますので、ホテルへ直行です。
明後日の夜には異国の地だなんて!!
わたしたぶん、若い頃から海外旅行に慣れた人には想像もつかないような、
素晴らしいスリルと感動を味わえると思っています。
たかが旅行会社のパックツアーでしょ、何を大袈裟な、と
笑っていただいてかまいません。
海外旅行だってあと二~三回も経験すれば、
近場の温泉旅行に行くときと変わらないくらいの
ドキドキワクワクになってしまうかもしれませんが、
(もちろん国内旅行だって自分にとっては非日常だし、
精いっぱいの贅沢だし、すごく楽しみではあるのですよ、毎回)
この初めての、30年分のドキドキは、
誰にも譲れない自分だけのものです。

ただひとつ、気がかりなのは猫たちのこと。
父に、犬の散歩がてら様子を見てやってくれるよう頼んでありますが、
一週間も離れて暮らすのは初めてのことです。
猫たちがまだ幼かったり若かったりした頃は、
一泊や二泊の国内旅行すら心配で、
家を空けるのをとても躊躇していたくらいだったのですが、
もうきらすけですらオッサンな年齢です。
昼間は二匹ともほとんど寝て過ごしているので、
なんとか大丈夫かなとは思っているのですが・・・。
猫たちが気がかりというより、わたしが寂しくてたまらないのですよね。

なにはともあれ、明後日です。
水都・大阪から、水の都ヴェニスへ。
できれば天候に恵まれて、さしたる事件や事故にもあわず、
どうぞよい旅となりますように。 
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