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「レポートトーク」と「ラポールトーク」?

2014.07.20 (Sun)

"「夫婦の会話」はどうしてもこうもすれ違うのか"というテーマで
mixiニュースにコラムが載っていました。

それによれば、男性に多く見られるのが、レポートトークだといいます。
レポートトークとは、事実をレポート(報告)するように、
情報を伝えようする話法で、男性は、職業人生活の中で
この話法を鍛えられるのだそう。
職場での情報伝達は、感情や主観に流されず根拠を示すことを求められるため、
こうした話し方に慣れると、プライベートの中でも
知らず知らずのうちにそれが出てしまうのだとか。

一方、女性に多いのが、ラポールトーク。
ラポールトークの「ラポール」とは、信頼関係や感情の交流を意味する言葉。
つまり、共感や心のつながりを深めようとする話法だそうです。
地域や家庭、子どもなど、身近な人と
「気持ち」でつながって生活する機会の多い女性は、
日ごろからこの話法になじんでいるのだといいます。
気持ちを伝え合い共感し合えば、相手との間に信頼を感じ、
安心することができるからということです。

コラムの筆者が、面白いテレビ番組を夫に説明して
すげない態度を返されたエピソードでは、
筆者はテレビの内容そのものを伝えたかったのではなく、
「おかしくて、思わず笑っちゃったんだよね」という感情の投げかけと、
「あなたも同じような気持ちになることあるでしょ?」という共感の確認を
したかったのだと書いています。
ところが夫は、「自分はそれを見ていないし、興味がないので、
答えようがない」というありのままの事実を返してきたのだと。
気持ちを受け止め、共感してもらいたかった筆者は、
的外れな応答をしてきた夫にがっかりしてしまった、ということでした。

これは、わたしも折に触れて感じてきたことです。
もちろん、単純に男と女と決めつけてしまうことはできません。
実際、身の回りにも、レポートトーク的な女性もいれば、
ラポールトークな男性もいますから。
ただ、一般的にレポートトークは男性に、
ラポールトークは女性に多い、という前提で書いています。

初めて違和感を感じたのは、高校生のときです。
国語の先生が、「女性の書いたものは、わたしは好きではありません」
とおっしゃったのです。
それまで実は、書き手の性など意識したこともありませんでした。
ところがその時、先生は「女性の書くものは、気持ちに流されて
途中で話があちこちに飛んで、いきつくところがわからない」
というようなニュアンスのことをおっしゃいました。
目からウロコでした。
私は幼児期から小学生のころにかけて本の虫だったのですが、
小学校高学年から中学生になる頃に、
そろそろ「文庫本」を読む年頃になって
そこで突然、読書につまづいてしまったのです。
ああ、わたしは大人の本は読めないんだなと
自分のレベルの低さを、当時、素直に受け入れたのですが、
考えてみるとそうではない気がしました。
子供のころに読んだおとぎ話などは、
多分に抒情的なものが多く、風景が目に浮かび、
登場人物の気持ちにシンクロできるものばかりでした。
つまり「ラポールトーク」的な読み方で
すんなり感情移入できるものばかりだった気がします。
中学生になった私は、男性作家の書いた純文学やエッセイを
読もうとして挫折したのです。

実際、高校生のときに、栗本薫だの新井素子だのといった
女性作家の書いた小説を読むようになって、
読書の習慣が復活しました。
情景や感情の描写が多いほど、
テレビを見たりマンガを読んだりするのと全く同じように
映像がはっきりと浮かびました。
反対に小説でも司馬遼太郎あたりの
史実を新聞記事か何かのように羅列した部分の多い作品には
どうしても気持ちが入らず、つまづいてしまうのです。
同じ男性でも柴田錬三郎なら大丈夫だったんですけどね。
ところが男性には司馬遼ファンが多い。
無駄のない淡々とした記述が、男性にとっては楽に読めるのかもしれません。
女性でも、むやみに感情表現がないほうが
自分でキャラクターを想像して作り上げることができるのでよい、
という人も少なからずいるとは思いますが・・・。

わたしのメールはのんべんだらりと
思いをつらねてしまうところがあります。
非常に長いのです。
プライベートなメールですら相手に迷惑がられそうなレベルの
「くだくだしい」文章です。
くだくだしい、というのは、「同じことを何度も繰り返したりして、
長ったらしいさま」と辞書にありますが、まさにそれで、
これが仕事関連のメールとなると、非常に困ります。
努力して主観は省き、枝葉を払って、
肝要なところだけを伝えようとするのですが
それでも長い。
OL時代、年配の男性上司に、メールは簡潔にと言われたことがあります。
まず結論を述べて、箇条書きで、と。
男性にはこの「箇条書き」の伝達方法を、
会話の上でもとる人が多く見受けられますよね。
会話の最初でまず、「伝えることが三点ある」なんていう
始め方をする人がいます。
わたしなどはこれを普段の会話でやられると、
なんだかすっかり白けた気分になるのですが、
確かに合理的で無駄のない話し方ではあるので
仕事上では向いているかもしれません。

私は起承転結型で、その間の枝葉こそが会話の醍醐味だと思うし、
ひとつのテーマで、あちこち寄り道をしながらも、
結に向かって進んでいく、そういう会話が好きなのですが、
これにつきあってくれる相手はほとんどいません(笑)。
必ず途中で話の腰を折られるか、
強引に別の話に持って行かれます。
みんな時間に追われ、よりたくさんの話題を楽しみたいのだと思います。
ひとつの話題で、それがいつ終わるともわからないのでは
歯がゆくなるのも無理はありませんね(^^;
(その上、わたしは口が遅いときている!)
さっさと結論を!さもなくば勝手に別の話題に行くよ!と
いうような感じかもしれません。
源氏物語の登場人物などは、めそめそ繰り言を言っているうちに
夜が明けちゃいました、的な描写がよくされますが、
わたしなどはそれくらいのテンポで生きているのかもしれません(笑)。
現代人の会話のサイクルにかみあわない(^^;

と、話がそれましたが(こういうのが女性的な文章と
言われるものなのかもしれませんが)
要するに、わたしは正確に迅速に事実のみを伝えることより
その事実にまつわる思いや、その時の周りの光景、
それに至る人間模様などに、ついつい重きを置くので
時系列の中のある一部を切り取って、
その一部分の中で起こった事実のみをレポートするということが
極端にニガテなのです。
脚色はしませんが主観は入ってしまう。
そして、まずいことに、それを直す気はさらさらないのです(笑)。
自分のやり方が、生活の中で結構不便であるにもかかわらずです。

ああ、誰か私と、のんびりまったりとした口調で、
どちらにとっても退屈しないひとつの話題で延々と
陰湿にもならず、激高もせず、穏やかに喋り続けてくれる、
そんな奇特な人はいないものだろうか・・・と
日々、ぼーっと考えている、ラポールですらない、
超スローなめめでした。
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22:04  |  つれづれ  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

めめさん、わたしも学校で長いこと教えて、ラポートトークの大切さを研修で学びもし、それに女性でありかつ日本人であることもあって、レポートトークというか、ぶっきらぼうに、「それは違うんじゃない」、「ぼくは興味ないよ」と夫に返されて、がっかりすることがよくあります。日本人として、NOとぶっきらぼうに言われるのに慣れていないせいかもとも思ったのですが、なるほど、男性一般にそういう傾向があるんですね。

わたしは司馬遼太郎さんが大好きで、一時期かなりはまりました。小学校高学年の頃から、赤毛のアンやシャーロック・ホームズにはまったのですが、作家は男性・女性に関わらず、その時々の自分の感性や人生経験・興味のアンテナに引っかかる、波長が同じ作家に魅かれるような気が、わたし自身はしています。

めめさんはイタリア語の勉強をされているんですね。わたしはフランス語の勉強を最近思いっきりさぼっているので、これから頑張ります!(と言うままかなり歳月だけが過ぎております。_せっかくブログにコメントをいただいたのに、旅行中でお返事が遅くなって申しわけありません。皆さんのブログにお礼の訪問とコメントをしたあとで、わたし自身のブログの皆さんへのコメントにも返事をしていくつもりでいますので、今しばらくお待ちくださいませ。
なおこ |  2014.07.21(月) 22:51 | URL |  【編集】

Re:なおこさんへ

いらっしゃいませ♪ そうですね、会話する相手にしろ、作家さんにしろ、入り込めるかどうかって、まずは自分の興味のあるテーマであるかどうかというのが、とても大きいのだと思います。次に、その話題に対する考え方、イメージの描きかたなのかなと思っています。両方が重なると、とても満足感が得られることになると思うのですが、なかなか簡単には見つかりませんよね。それを一生かけて探していくのも、人生の醍醐味なのかもw イタリア語、始めたばかりですが、焦らずのんびり楽しんでいくつもりです。なおこさんも、フランス語、頑張ってくださいねー(^^) わたしも仕事と旅行でバタバタしていて遅くなり、すみませんでしたー♪
**めめ** |  2014.07.26(土) 12:04 | URL |  【編集】

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