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カムイ外伝

2009.09.22 (Tue)

昨日、『カムイ外伝』を見てきました。
1969年放映のアニメ『忍風カムイ外伝』は、わたしの好きなアニメベスト3に入ります。
ちなみに、あとのふたつは、『タイガーマスク』『デビルマン』で、
いずれも「裏切り者」のカテゴリーに入ります。
心を許したい者にさえ全てをさらけだすことの出来ない、孤独のヒーロー像、
穏やかな時を望む一方で、己の中に抱えている血なまぐさいものを否定できない、
正義と悪のはざまのヒーロー像が好きでした。
完全無欠、純粋培養、天真爛漫、勧善懲悪の熱血ヒーローより、
こういうダーティーな部分を持った歪んだヒーローに惹かれたものです。
彼らは己の穢れゆえに、正しいもの、美しいもの、穢れのないもの、
自由なものにより焦がれ、それゆえにこそまた、己の穢れとのギャップに
より苦しんだヒーローたちだと思います。
このアニメを初めて再放送で見たのが、たまたま小学校高学年の、
思春期に入ろうという頃合だったのも、思い入れの強かった理由のひとつかもしれませんが。
まあそんなわけで、『カムイ外伝』はわたしの中でも特別思い入れのあるアニメで
それだけに、実写版の映画化にはフクザツな思いがありました。
松山ケンイチがカムイをやる、と耳にしたのは、
わたしがまだテレビで『デスノート』を見る前だったので、
あまりこの俳優を知らなかった頃です。
ネットで松山ケンイチの画像を見て、どうもピンと来ませんでした。
俗に言ういまどきのイケメン顔にくらべれば、
どちらかというとちょっとピントのボケた感じ・・・・
いまひとつ、カムイと重ねることができませんでした。
その後、テレビなどで松山ケンイチを度々見るようになり、
ヘタにそこらへんのカッコいいイケメンに演られるより、
むしろこのヒトのほうがマシなんではなかろうか、と思い始めました。
ただ、わたしは小雪があまり好きではありません。
これまでも、小雪がやっている役柄というのはキライではなかったものの、
小雪という女優さん自身はあまり好きになれませんでした。
その小雪がスガルを演る・・・・
そこに不安材料がありました。
小雪を使う、伊藤英明を使う、・・・いまどきの邦画に仕上がる、
そんな気がしました。
なにを以って「いまどきの邦画」と考えているのか、自分でもよくわからないまま
とにかく、これまで色んなアニメの実写化がされてきて、
それなりに頑張った豪華なつくりになっているにもかかわらず、
「ああ、いまどきの映画に仕上がってしまった」感が強かった、
そんな感じをまた受けることになるのだろうと思いました。
いまどきのデジタルな、CG多様の美しい映像と、
いまどきの顔かたちの役者さんたち、いまどきのセリフまわしに、
いまどきの話の展開・・・・
何がどうというのではなく、昔のアニメの実写版であっても、
その当時の匂いが画面から感じられない違和感、
それをまた味わうことになるのだろうと。
それはあるイミしかたのないことで、それはそれの楽しみ方があるのだから、
なるべくプラス思考で見よう・・・と自分を鼓舞しながら見る必要がありました。
で、今回もそんな気分で行って来たわけですが・・・・。
あれ?
意外と・・・・・。
大丈夫だ・・・・。
どう大丈夫なのか、うまく説明ができません。
ネタバレになるのであまりないようには触れられませんし(^-^;)。
まあ、なんというか、まるでアジアやアフリカの寒村のドキュメンタリー番組ぽい映像とか、
甘すぎない脚本・演出とか、華やか過ぎない演技とか???
小汚く、地味に、シビアに、残酷に進められていくあたり、
オトナも子供も、いまどきの垢抜けて、個人主義な日本人像ではなくて、
なんとなく泥臭くて、素朴で、わだかまりやしがらみを抱えている
古い日本人の雰囲気が感じられたのがよかったのか・・・・。
子供の頃に、道徳教育の一環として学校から見に行った映画『さらし笛』などとも通じるムードがありました。
まあ、さすがに最後のシーンは残酷すぎない程度に抑えられていましたが。
今回の映画は、テレビアニメでの21話『女左衛門』から
最終回26話『十文字露くづし』までのくだりで、
25話の『月日貝』は、10代になったばかりの当時のわたしにはお気に入りの回でもありました。
いずれにせよ、悪くなかった。
実写化作品としてはなかなかいい感じの映画でした。
一話から全部映画化してくれてもいいよ、と思えるくらいに。
あとは、『TAJOMARU』を見に行くかどうかだなあ・・・・。
カムイがわりとよかっただけに、むしろ心配(笑)。
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13:14  |  映画・TV・書籍  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

お~!語ってますねぇ。
あの手裏剣をかわすCMを見ると、あれ以上にすごいアクションシーンは出てくるのか?
と心配になるほど、いいとこ出してますよね。
マツケンと小雪はどのあたりからラブラブになったのか見極めたい気もします(変な趣味)
私はあまり邦画は観ない方だったけど、最近は邦画の方が気楽で観るようになりました。
今、観たいのは「20世紀少年」←もう古いか。
主人公たちと同じ年代だと、懐かしくて引き込まれます。
昔はみんな秘密基地を作りましたよね。
茶葉ママ |  2009.09.24(木) 17:35 | URL |  【編集】

Re: タイトルなし

>>茶葉ママさん
遅レスですみませんにゃー。
わたしは決して洋画がキライなわけではないのだけれど、
字幕を読むのがメンドウというか、
読んでる間に人物たちは次の動きをしていて、ついていけないんです(^-^;)
かといって劇場で吹き替え版はもったいない気がして・・・・。
なんとなく時代劇臭のする邦画fばっかりl行ってます。
**めめ** |  2009.10.03(土) 17:56 | URL |  【編集】

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